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補聴器について
Q1. 補聴器の適応年齢はありますか?
補聴器は超高齢になる前につけましょう。
一般的に85歳を過ぎると、「補聴器を使って聞く」ということになかなか慣れないと言われます。
先延ばしにせず、聞こえに不便を感じたら補聴器を使用することをお勧めします。
Q2. 補聴器をつけたらどのくらい「きこえ」がよくなる?
聴力や言葉の聞き取りの程度によって異なりますが、主に日常会話が聞き取れる程度に音を大きくすることを目安にしています。
難聴の程度によって、補聴器で補うことのできる音の大きさには限界があります。
Q3. 補聴器を買うとき、補助金給付はありますか?
障害者総合支援法の補助があります。
聴力が規定以下の場合、身体障害者に認定されます。
認定を受けていれば、障害者総合支援法により補聴器購入時に補助が受けられます。
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Q4. 「補聴器」と「集音器」の違いは?
「補聴器」は、医療機器として承認を得たもの。
「集音器」は、得ていないものです。
医療機器として承認を得るためには、様々なデータを提出しなければなりません。
その上で安全性が認められた商品が「補聴器」として使用可能になります。
なお、「集音器」は、音響機器として販売されています。
Q5. 補聴器の価格帯は?
医療機器として承認を得た「補聴器」の価格帯は、片耳5万円台~60万円台。両耳10万円台~120万円台と大変幅が広いのです。
そこで、大事なのが、お客様の生活環境(主に、静かな場所での生活。賑やかな場所での生活など)に適応し、かつご予算に応じた補聴器を「認定補聴器技能者」と一緒に検討されることです。
低価格帯の補聴器でも、根気よく補聴器の音の調整とお客様の聞く力のトレーニングを行うことで、補聴器の性能を生かす聞こえが実現できます。
Q6. 補聴器は、両耳に使用しなければなりませんか?
基本は、両耳ですが、片耳でも構いません。
両耳の良い点をお伝えします。
・方向感がつかみやすくなる
・騒音下でも聞きやすくなる
・言葉の判断がしやすくなる
・疲れにくくなる
・右脳、左脳の活用でバランスよく聞き取れる
・補聴器をしていない側の耳の聞き取り能力低下を予防します
こうした良い点があることをご理解いただいたうえで、片耳で使用することを希望されるお客様もいらっしゃいますので、ご安心ください。
Q7. 雑音を完全に消す補聴器はありますか?
ございません。
しかし、耳障りに感じる音を抑える機能は、日々進化しています。
実は、雑音と感じる音は、本来聞こえていた音なのです。脳が「静かな世界」を当たり前だと錯覚してしまっているのです。
そこで大事になるのが、「音を思い出す」トレーニングです。
雑音に感じている音の音源を知ることで、脳は学習します。
そして、徐々に「会話に不要な音」と認識するようになり、初めは耳障りだった雑音が、気になりにくくなるのです。
それまで、「音の調整」と「脳のトレーニング」を繰り返していきましょう。
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